恵那の南東に位置する根の上高原。
恵那山系の山々に連なる高原。
そこで森林インストラクターとして活躍する赤尾友和さんを私の テレビでインタビューしました。
赤尾さんは、自然と人をつなぐお仕事として「自然体験工房NENO」を 主宰しています。
驚きましたのは地元の自然の豊かさ。
赤尾さんが言うには、根の上高原の植物多様性は日本一と言うんです。
その理由は立地の特殊性。
海抜200mの阿木川木曽川から、標高2000mの恵那山までの高低差。
そして北は日本海側から、南は太平洋側からの交点。
さらには、東日本から、西日本との交点。
植生の豊かさにおいて、非常に有利な地域なんです。
ロンドンの自然史博物館?だかも、種を取りに来るんだそうですよ。
当たり前と思っていた自然が、世界にもまれな植物王国だったとは、驚きました。
赤尾さんは、「根の上高原は植物のディズニーランド。365日24時間、見せる表情が違う。
お客様に何を見てもらおうか、コースを考えるのが楽しい」と言います。
私も、彼のガイドでぜひ根の上高原を知り尽くしたい、と思います。
かつて、日本の植物学の基礎を開いたのが、恵那市岩村町出身の三好学(1862〜1939)
天然記念物の概念を広め、「景観」という言葉を生み出した博士。
日本の植物学の父。
地元が誇る大賢人も、この豊かな風土が生み出したのかもしれません。
今年は根の上高原に入り浸ろうと考えています。
皆さん、ご一緒しませんか?
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