コロナ禍で忘れていましたが、いつのまにか初夏のような日々が続いています。
季節はちゃんと巡っているんですね。
自宅で自粛生活をしているとなんとなく、季節を感じる瞬間が少ないのかなぁ。
気をつけたいですね。
さて、暑くなると気になるのが体臭です。
今日は、体臭予防にちょっと良い話をお知らせしますね。
体臭が出るのは悪くないけど、エチケットの問題
暑くなると、汗をかきます。
体臭が気になる季節になります。
自分では気づかない、でも他人には気になるのがスメルハラスメント。
満員電車とか混み合ったエレベーターとか、何とも言えない空気感がありますよね。
スメハラにならないように、お互い注意したいものです。
しかし、体臭自体は生きている限り、どんな生物も多かれ少なかれあるものです。
ニオイがない生物はいないでしょう。
さてそれをどうケアしていくか、が問題。
男性も助成も、子供も大人も、体臭のケアはエチケットとして気遣いたいものです。
大人の加齢臭、子供の汗臭、家族みんな体臭予防に入浴剤
大人の加齢臭もケアしたい。
子供の汗臭もケアしたい。
家族のニオイケアを考えるとどうしたらいいんでしょう。
大人はエチケットと思えば、いろいろ対策も取ることでしょうが、子供の場合、本人に自覚がない場合が多いです。
そして、年頃だけに「くさいよ」なんて指摘すると傷ついたりするかもしれません。
また同居の祖父母の場合も、なんとなく言いにくいよね。
ニオイケアは、家族の問題として捉えた方が良いでしょう。
さて、ニオイケアで効果的なのは、朝のシャワーと言われています。
寝ている時の汗や脂が時間とともに、酸化してニオイに変化していきます。
なので、朝一番、シャワーで身体を流すだけでかなりニオイが減ります。
目も覚めますし、良い習慣になるでしょう。
そして一番のオススメは、入浴剤でのニオイケア対策。
家族全員、毎日お風呂に入りますからね。
ここでニオイケアしてしまえば、家族間のスメハラも無くなりますw
お父さんの加齢臭、年頃の男の子の汗臭、女性にとっては非常に気になるニオイ。
本人たちも悪気がないだけに、自然と知らないうちにケアしてあげれば内助の功ということで喜んでくれるんじゃないでしょうか。
入浴剤でのニオイケアは、実際商品もありますし、精油なんかをたらすというアロマケア的な方法もあります。
今回は、化学の力でニオイケアをしていきましょう。
ミョウバン入浴剤が体臭予防に効く?!
ミョウバンは、ご存知でしょうか。
ナスの漬物の色出しとか、山菜のアク抜きに使ったりとか。
化学的には酸の力が作用します。
これを入浴剤として、お風呂に入れることで身体全体がミョウバンコーティングされるわけです。
その効果は、汗の出る毛穴が閉じるとか、ニオイの元のアルカリ性物質と中和するとか、直接的にニオイケアをしてくれます。
そういえば、皮膚科の先生が「ワキガにはミョウバン水が効くよ」と言っていたのを思い出した!
そうなんです。化学の力で、体臭を減らすことができるんですね。
しかも家族全員がニオイケアできます。
これが良いよね。
作り方も簡単です。
【ミョウバン入浴剤の作り方】
焼きミョウバンを6g、水を200ml用意します。
蓋付き容器に、この2つを入れ、よく混ぜます。
ミョウバンは水に溶けにくいため、入浴剤として使う前日に準備しておくと良いです。
出来た「ミョウバン入浴剤」を1回50ml、お風呂に入れてよく混ぜて入浴する。
*お風呂は一般的な200Lサイズとして計算
ミョウバン入浴剤を200ml作っておけば、4日分の入浴剤になります。
これだけです。簡単!
酸性の作用が、アンモニアなどニオイの元のアルカリ性を中和してくれます。
食品にも使う優しい成分のミョウバンですが、皮膚に刺激を感じる場合はこれよりも薄くして使ってください。
・制汗作用
ミョウバンには、収れん効果があります。
ここでの収れんとは、血管を収縮させる作用を指します。収れん作用により、汗腺が閉じて汗が出にくくなります。
・消臭作用
人には、「アポクリン腺」と「エクリン腺」という2種類の汗腺があります。
エクリン腺から出る汗はほとんどが水分であるため、臭いはほとんどありません。
これに対し、アポクリン腺から出る汗にはアンモニアやタンパク質、脂質や糖質などが含まれており、それらが常在菌と反応することでイヤな臭いを発するのです。
ミョウバンには消臭効果があり、特にアンモニアに対して優れた消臭効果を発揮します。
そのため、汗のイヤな臭いの原因となるアポクリン腺から出る汗の臭いを抑える効果があるのです。
さあ、暑い夏がもうすぐ。
家族のニオイケアをしてみませんか。
酸とアルカリ、肌にも優しいミョウバン入浴剤。だけど風呂釜には気をつけて
ニオイの元は、アンモニアなどのアルカリ性。
そしてミョウバン入浴剤は、酸性。
このアルカリ性を酸性で中和してニオイケアをしてくれるのです。
さて注意点です。
簡単に作れる、ミョウバン入浴剤。
容量を間違えないようにしましょう。
濃すぎると、お肌も風呂釜も痛めてしまいます。
6gで200mlをベースにしてください。
また、皮膚炎などが起きている場合は刺激になってもいけませんので控えましょう。
それでは、家族みんな、老若男女全員が一度に取り組めるニオイケア、ミョウバン入浴剤。
ぜひ、活用してください。
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