昨日の続きになります。
育毛剤、育毛シャンプーの選び方を質問されました。
それは当社も素晴らしい育毛シャンプーを販売しておりますし、他社さんもあるでしょう。
今日は、「育毛シャンプー。その前に」ということをお伝え致します。
育毛シャンプーを使う前に、使っていい頭かどうか考える
育毛シャンプーや育毛剤は、各社すごい研究開発費をかけて素晴らしい商品を開発しています。
どれもこれも、良いものでしょう。きっと。
ただ、これを使って結果が出る人、出ない人があります。
どんなに良いものでも、使う人の状態によって、差が出ちゃうんです。
例えるなら、育毛シャンプーや育毛剤は、「肥料」です。
髪の毛は、畑で出来る「作物」としましょう。
そして頭皮は、「畑」です。
「畑」、「作物」、そして「肥料」
結果が出る人、出ない人の違いは、「畑」の違いです。
高い肥料をどれだけ撒いても、畑が悪かったら、栄養を受け止めることが出来ません。
あなたは、畑と思っていた所が「砂漠」なのかもしれません。
もしくは、「北極」なのかもしれません。
そんなところに、肥料を撒いても絶対、作物は成長できません。
どんなに育毛シャンプーや育毛剤を塗っても結果がでない理由
畑の例えから、人間に戻します。
頭皮の状態が、育毛シャンプーや育毛剤の結果を左右するのです。
抜け毛の多い方の特徴は、頭皮の表皮体温が低いように思います。
こういうタイプの温度計を買って、実地にテストをしました。
髪の毛の濃い方と、薄い方で頭皮の表皮体温(長いので頭皮体温とします)を計ると、明らかに濃い方の頭皮体温は高いのです。
その境目が、32℃。
頭皮と体温が32℃以上ある方は、概してフサフサしている方が多い。
32℃以下の方は、概して薄毛の方が多い。
この温度は私の温度計の計測で、温度計により癖があるようなので注意ね。
私の周り30人くらいの男性で計って出した傾向でした。
育毛シャンプーは頭皮体温が高く血行が良い状態で使おう
頭皮体温が高いということは、何を意味するでしょう。
それは、血行が良いという証明になります。
頭皮、特に頭頂部というのは、人間の体の中で一番、心臓から遠い場所です。
心臓より上にあり、ポンプをたくさん使います。
また頭皮にはポンプ代わりになる筋肉がありません。
頭皮以外の場所は、筋肉が動くことでポンプになり血液が流れやすくなります。
しかし、頭皮は筋肉がなく、血が通いにくいのです。
血が通いにくいと、酸素と栄養が不足することになります。
毛細血管まで血が通わず、毛根に栄養がいかない状態。
それが続くことによって、抜け毛が多くなります。
生えていた毛は細くなり、抜けやすく。
生まれたばかりの赤ちゃん毛も成人前に発育不全で、抜けやすく。
こうした悪循環が薄毛の原因になります。
私の本日一番伝えたいことは、こちらです。
育毛シャンプーの前に、頭皮の体温を上げろ!
肥料を撒ける状態に、頭皮の健康を回復させろってことです。
頭皮、頭頂部まで血行が良くなり、毛細血管が駆け巡り、酸素と栄養が潤沢に供給される状態ならば、育毛シャンプーも育毛剤も素晴らしい結果が出てくれるでしょう!
髪の毛に良いことは、健康にも良いことです
髪の毛とか爪とか肌は、美として表されます。
身体が健康だと、髪は太く黒くなります。
身体が健康だと、爪はつややかで丈夫になります。
身体が健康だと、肌は透明で輝きます。
健康という土台の上に、美が育つということです。
髪の毛について、育毛、増毛という言葉が独り歩きしています。
その前に健康状態が大事です。
そして健康は体温に比例します。
私は血圧計よりも、体温計のほうが大事だと思います。
体温の高い人に病気の人はいないですよ。
そして育毛も体温で計れます。
頭皮という畑を良い畑にする目安です。
明日は、その体温について書きますね。お楽しみに!
コロナの影響で赤外線温度計がすっごい品薄。
在庫があったら買わないと、何ヶ月待ちって感じです。
紹介しておいてすみません。
赤外線温度計って、ほんと便利です。
足先とかの温度を計ると、冷え性の人って30℃ないですよ。
体温って、身体と身体の健康を計る道具です。
1台、持ってると良いですよ!