通販塾、新潟県柏崎視察研修その１

柏崎市は中越沖地震で記憶に新しいところ。
その爪あとから今は立派に立ち上がっておられます。
その震災時のお話を聴きますとかなり壊滅的な打撃だったそうです。
家は崩れ、会社は崩れ、これからどうしたらいいの？
そこからインターネット通販があるじゃないの、と会議所が中心になって頑張られたそうです。
会議所主宰のインターネット勉強会ではもう5億4千万円の売り上げ実績をあげられているそうです。

さて我々も楽しみにしておりましたこの研修ですが、柏崎の方が曰く、「30年に一度の積雪！」ということで大変なこととなりました。
朝6時半出発で少なくとも午前中には到着のはずが高速の通行止め、そして関越道経由で2時間半のロスタイム。
2時からの視察研修が30分の遅刻となってしまいました。

湯沢付近の光景。
高速も走れません。
すべりこんだ柏崎商工会議所の4階会議室。
「遅れてすみませ～ん！」と入る・・・・、

30分の遅刻にも関わらず、お待ちしてくださっていたIT塾の皆様。
御ひとり御ひとり、貴重なIT通販の実践のご様子を教えてくださいました。
ありがとうございました。
柏崎会議所の会田氏の司会で自己紹介、そして実践、そしてなぜこのように元気な柏崎なのかを教えていただきました。

「ペルソナを持て！」
「たったお一人の方に買っていただきたい商品がある！」
「SEOではない、うちにしかないサービスつくり、仕組つくり」

珠玉の言葉がきらめくように降りてきます。

その後、小竹食品さんの会社見学に行きました。



震災で半壊になった会社。
「よし、新しい事務所を建てる。私たちにはインターネットがあるじゃないの！」
脳梗塞にもなりながら、1年で会社を新築されました。
そのご経験、システムつくりの奮闘、工夫を余すことなく教えてくださいました。

「知る」ことと「出来る」ことは違うと以前の記事で書きました。
出来る、出来たことをお教えしてくれる小竹さんの言葉には実践してきたものの迫力があります。

「失敗って誰が決めるんですか？失敗なんてあきらめなければ、考えなければありませんよ」

力強いお言葉をもらって我々の柏崎研修前半戦は終わりました。

お世話になりました柏崎の皆様、本当にありがとうございました。