富山氷見魚市場撮影紀行その3

寒ブリを楽しんだ後、もう一人の主役、紅ズワイガニ君の撮影。
今度は新湊市場へと向います。

ズワイガニと紅ズワイガニ。

カニ通はズワイガニのほうが高級と思われるかもしれません。
一方、紅ズワイガニはズワイガニの一級下との認識。

しかしそれは市場性の問題なんですね。
紅ズワイガニは元来、足が速い魚。味が変わっていくのが早い。
また肉質は水っぽいので冷凍するとぱさついてしまいます。
採れたてをすぐにボイルして食すことが一番おいしくいただけるかに。
人によってはズワイガニよりも紅ズワイガニのほうがみずみずしくそして甘くてうまいといいます。
生が一番。出来れば浜茹でして持ち帰って食べていただきたいカニエクスプレス。

CRW_7527.jpg

この1枚が撮りたくて足を運びました。
圧巻。
かに台風~!かに軍団!かにインベーダー!

CRW_7528.jpg

写真のひとかたまりは大体、20杯。1杯3,500円ほどなので一山70,000円という市場価格になる。
もちろん選別されて、松竹梅ではないが、価格に反映される。
足がなかったりはさみが落ちたり、脱皮直後か色が薄いのも選別される。
ここの写真に写っているのはエリートな紅ズワイガニ君たちの一団なのである。

CRW_7534.jpg

タグをつけられています。このタグは特選紅ズワイガニの証明。
値段がグ~ンと上がります。

CRW_7537.jpg

柿の匠イワガイさんが持っている紅ズワイガニは超特選紅ズワイガニ。タグ入りです。優等生です。
朝採ってきたカニ、新鮮です。
イワガイさんが「足、刺身で食べてみますか?」といわれて「食べます!」って食べてみました。
塩水がちょうど効いて甘くてうま~。
よい子はまねしてはだめだそうです。ご注意を。

CRW_7541.jpg

市場に並べられないこの子達は何?と聴きましたら、「黄金ガニ」だそうです。
知っていますか?黄金ですよ、黄金。
なんと紅ズワイガニとズワイガニのハーフ。あいのこ。
お父さんとお母さんのいいところをもらって大変おいしい蟹だそうです。
テレビでもまぼろしの蟹ということで取り上げられています。私も数日前に見た黄金ガニを生で見られるとは思いませんでした。
どうも先約がいるようで流通はしない模様です。人気種ですね。

CRW_7543.jpg

セリが始まりました。
もうどんどん買われていきます。
すごいいきおい。やっぱ旬です。
9月頃から5月頃まで紅ズワイガニ君は漁獲があり、市場をにぎわす人気者だそうです。
ズワイガニ君はもう少し短い周期らしい。

CRW_7555.jpg

競り落とされた紅ズワイガニ君はこのようにかごに入れられて運ばれていきます。
おいしく食べていただけますように。

富山湾市場探訪はこれでおしまいです。
さておみやげですが、もちろん紅ズワイガニ。
家で茹でて食べました。あま~い!うま~い!
富山の方のソウルフード。確かにこれは採ってすぐ食べないと味わえない味です。

柿の匠、イワガイさん。ありがとうございました。










追伸
黄金ガニ、食べてみたいですよね。
ブームなので難しいところもありますが落ち着いたらいけるかもしれません。
毎朝、仕入れに行かれていますのでイワガイさんに予約すればなんとかなるかも。猛者の方、電話予約してみたら?
食べてみた~い。

コメント(14)

こんばんは〜

カニがセリに並んでる様子なんて
はじめて見ましたよ〜(^^)
裏返して並べてみせるんですね
一杯3,500だなんてかなり高級品?

生のズワイガニの刺身、
たべてみたいな〜

素肌美エールさん 再び こんばんは

これ一杯 お店で食べたら15,000円以上ですね
しぇ〜〜 それをお土産ででっすか。
次回はX3で撮影ですね♪

おはようございます。

このかにの量は圧巻です。

しかも大きいですね。

たべてみたいなーー

こんばんは 素肌美エール社長さま

うあー、スゴイとしか言い様ないです
私も生食したいよー

素肌美エールさん

こんばんは!

これはまた見事に綺麗にならんでいるんですねぇ・・・。

こんな光景はみたことがないです。

貴重な写真かも・・・・ヽ(^。^)ノ

いつか蟹をたらふく食べてみたいです^^;

すばらしい!
足の長さと太さがぜんぜん違いますねえ。
しばらく、カニ食べてないので、すっごく食べたいです。

こんばんは
CANON砲は赤が強いね