私が住む岐阜県恵那市は岐阜県の東端。長野県との県境にあります。
長野県と岐阜県との境に神坂峠(みさかとうげ)があります。
古く奈良時代、国家事業として官道、東山道として作られました。
滋賀から九州、滋賀から関東、東北へ通じる列島横断の「税の道」「国防の道」となっておりました。
この神坂峠は、この東山道最大最高の難所として、全国に知られた地名です。
長野県と岐阜県との境に神坂峠(みさかとうげ)があります。
古く奈良時代、国家事業として官道、東山道として作られました。
滋賀から九州、滋賀から関東、東北へ通じる列島横断の「税の道」「国防の道」となっておりました。
この神坂峠は、この東山道最大最高の難所として、全国に知られた地名です。
この東山道は古くはヤマトタケルノミコトが、関東陸奥の平定に通った道として記録に残っております。
ヤマトタケルノミコトが峠越えしようとしたその時、白い魔物が現れた。
蛭(ひる)を噛んでそれを魔物に吹き付けて魔物を払ったという伝説からヒルカミの地、現在の昼神温泉郷の地名の由来となっている。
ヤマトタケルの腰掛石。
この上は神坂神社。
栃の木の大木。御神木である。
この神坂神社一帯に、防人の歌、祈祷品が埋められていることが発見されている。
当時の防人の任期は3年。東北、関東方面の方たちが九州警護のために召集されての防人。
この3年の任期は決して短いものではなく、生き死にの時間であったとのこと。
故郷に二度と戻れない覚悟と、またこの峠を越えて戻ってこられることを願った神社だったのである。
遠き時代と同じく竜胆の花は今日も咲いているのだろうか。
神坂峠は、世界初の小説、源氏物語にも登場している。
箒木(ははきぎ)の巻をご存知でしょうか。
その箒木こそ、この木なのです。驚くばかり。
昭和42年の台風で残念ながらこのような姿になってしまったそうである。
最後に駒つなぎの桜。
駒とは馬のこと。
源義経が馬をつないだことが口伝されている。
まさに歴史の道。
そして古代の有名無名の人々が命がけで越えた神坂峠。
思いに耽る秋の日でした。
大きな地図で見る
おはようございます。
日本神話ってあんまり知らないんですが、
>蛭(ひる)を噛んでそれを魔物に吹き付けて魔物を払ったという伝説からヒルカミの地、現在の昼神温泉郷の地名の由来となっている
面白いですね。知識が増えました。
>防人の歌
万葉集の歌ですか?当時は大変だったのでしょうね。
素肌美エールさん
おはようございます。
>この神坂峠は、この東山道最大最高の難所として、全国に知られた地名です。
初めて知りました。
>神坂峠は、世界初の小説、源氏物語にも登場している。箒木(ははきぎ)の巻をご存知でしょうか。その箒木こそ、この木なのです。驚くばかり。
そのような昔の有名な小説にもでてくる由緒ある場所なのですね。
静岡市からも日帰りで行ける場所・・・いつか見学に行ってみたいです(∩.∩)
おはようございます 素肌美エール社長様
こんな近くにこういった場所があるのですね 知りませんでした
>栃の木の大木。御神木である
スゴイ木ですね 圧巻です
こぶから伸びた幹の元に神様が腰掛けるのでしょう
>防人の歌
さだまさしの歌にありますね
>箒木(ははきぎ)の巻をご存知でしょうか
これもすごい 樹齢1*00年でしょうね
>最後に駒つなぎの桜
この桜も結構な樹齢ですね
ついつい木が気になります
ところで岩島屋さんのところへコメント入らなくなりました
(コメント画面が出てきません)
私だけ?
おはようございます。
神話の地めぐり、
ロマンがありますね〜(*^^)v
いまだに『難所』と言うにふさわしい感じがします。
栃の木の大木がスゴイです(@_@;)
いったい何百、何千年でこのような大きさになるんでしょうね?
こんばんは
もう少し絞り込んでピントを深くしたほうがいいと思う。
風景写真はなおさらです。
木曽路はいいところがたくさんあります。
被写体にことかかないのでは?
そうですね、一度越えたら帰って来れない道だったとか。
ぜひどうぞ~。
すごい歴史の宝庫でした。
自然も豊か。
楽しいですよ。
岩島屋さんの件、今テストしました。
入りましたよ。
なんででしょう?
なにか引っかかったのかもしれませんね。
いまだに難所ですね。
だから昔のままの峠が歩めるようですよ。
いつかは行ってみたいです。
テントかついで。
了解しました。
手持ちでシャッタースピードが稼げないので開放でちゃっちゃと撮ってました。
やはり三脚で絞りきって撮ります。
素肌美エールさん こんばんは
昔はこのような道だったのですね。
歩いて旅をするなんて現代では
考えられません。
散歩、トレッキングなど健康のタメはありますが
昔は移動をする事により健康を保ったのですね♪
しかし寿命が30歳を少し越えたかどうかの時代。
やはり過酷だったんでしょうねぇ。