2009年7月12日恵那、映画塾開催

恵那商工会議所青年部主催で1日映画塾に妻と参加しました。

picta-IMG_4052.jpg脚本家の栗山宗大(くりやま むねひろ)氏が講師です。


日本一の賞金金額で有名なわが「恵那ショートムービーコンテスト」

こちらに出品される方の勉強の場として、今日の映画塾が企画されました。
朝9時から夕方5時までに1本、ショートムービーを企画立案、脚本、ト書き、ロケハン、そして撮影までしてしまう塾。
編集だけは時間がありませんので、大昔の映画撮影のように時系列で撮影します。
いわゆる無修正!音声、音楽は当てられません。
でもそれは工夫次第。携帯着メロをカメラの横で鳴らすつわものも!
創意工夫、あるものでなんとかする、その知恵が大切。

picta-IMG_4054.jpg4グループに分かれてショートムービーを撮ります。
まずは脚本。
「2009恵那ショートムービーコンテスト」の今年の審査基準は、
恵那にかかわること
おかげさまが表現されていること
この2点。

私、妻、市川君(友人)、そして古田君(初めてお会いした土岐の人)の4人でグループを組み、脚本ミーティング。
60分くらいかけて、話し合い、むちゃくちゃいいながら決まったのが、
題して「LIFE IS・・・・」 (邦題、人生って・・・) 

そのあらすじは、
ある病院で今、まさに息を引き取ろうとする夫Aと夫B。
Aは家族に見守られ、天国に旅立ちます。
Bには見取る家族もない孤独な旅立ち。
Aの妻が医者に言います。
「短いながらも主人はおかげさまでいい人生を送ることができました。」
悲しみにくれるAの家族をあとにBの死亡を確認し、家族に電話をかける医者。
「・・・ただいま、ご主人はお亡くなりになりました。・・・」

Bはトレーダー。朝昼夜なくパソコンを前にトレードを繰り返している。
妻との会話はもっぱらメール。冷徹。感情がない。
妻の不満を感じながらも仕事に明け暮れている。
死にいたった当日はちょうど妻の誕生日。彼は不器用ながらも妻への感謝の手紙とプレゼントを贈ろうとしていたその時、倒れ病院へ運ばれた。
かたやAは、家族思いのサラリーマン。子煩悩で妻とも仲良く評判のお父さん。
倒れたその日も小さな子供たちと妻と公園で遊んでいた。
Aの携帯からメールの着信が何度もかかる。
「仕事の取引先だよ」
そして子供と遊んでいた矢先、倒れ、病院に運ばれた。

数時間後の病院。
必死の介護もむなしく息を引き取るAとB。
家族に見取られたAと孤独なB。
Bを見取り、その妻へ報告する医者の電話の続き。
Bの妻「・・・おかげさまで、これからいい人生が送れそうよ。先生!」
にやりと電話を切る医者。

再び病室。
Aの子供がAの携帯のメール着信に気づきます。
「お母さん、パパにメールだよ」
その着信はAの不倫相手だった。

LIFE IS 人生って?

というようなとてもアンダーグラウンドな脚本がなぜか出来上がりました。
「おかげさま」という言葉の転換。
良い者が悪者へ、悪者が良い者へ、という転換。
観た方に、人生って?という余韻を残そうと練りました。

さて撮影ですがハプニング続出。
医者の服がないとか、バスローブで対応とか。
妻役が足りず、一人二役でやるとか。
でもみんなでアイデア出し合ってわいわいがやがや。

撮り終えてみんなで鑑賞会。
自分の演技に笑えます。

ショートムービーは一粒で3回おいしい。
練って楽しい、撮って楽しい、そして見せて楽しい。
草野球みたいなもの。草映画?
楽しい時間をすごしました。

さて当日の優勝は、チーム「黒い太陽」
R15指定のおばかホモ格闘ムービー。
むっちゃ笑えました。

picta-IMG_4055.jpgさてショートムービー締め切りは8月31日。
いい映画を撮りますよ。皆さんもいかがですか?




コメント(6)

素肌美エールさ〜ん こんばんは

皆さん熱心ですね、
時間が無いのでYouTubeは後ほど
見させて頂きます。

ひねりにひねりですか。
ありそうなストーリーですね♪

おはようございます 素肌美エール社長さま

熱いですね 素晴らしい
社長達のチームは、どの位の時間で撮影を終えたのですか

素肌美エールさん

こんばんは!

>恵那商工会議所青年部主催で1日映画塾

青年部だからYEGなんですね!!!

しかし面白いこと考えるねぇ・・・(∩.∩)

動画をちょとみましたが皆当たり前ですがその気になって出演しているんですね(∩.∩)